23日に開催地が決まる2025年の国際博覧会(万博)。誘致レースで日本はこれまで、大規模万博を2度開催した実績や手厚い途上国支援策をアピールして支持拡大を図っている。ただ
通水管近年の傾向を見ると、誘致に成功しているのは「万博初開催」の国が目立つ。ライバルのロシアもアゼルバイジャンも、決まれば初の万博となる。日本の誘致関係者は「『初めて』の訴求力は
通水管い」と支持の広がりを警戒している。 ■加盟国が急増 万博には、テーマを絞った小規模な「認定博」と5年に1度開かれる大規模な「登録博」の2種類がある。25年万
通水管博は登録博だ。開催地は博覧会国際事務局(BIE)加盟国による投票で決まる。 かつての万博は、加盟国の地域的な偏りもあり、欧州に集中していた。しかし近年は小国の加盟が
通水管増し、アフリカ、中南米が欧州と並ぶウエートを占めるように。加盟国の構成が多極化したことにより、最近は新興国が大国を破り、開催権を手中にするケースが目立つようになった。
通水管 例えば、17年万博を誘致したカザフスタン。選挙ではベルギーが有力視されていたが、蓋を開ければ、ダブルスコア以上の差をつけて圧勝した。 20年万博の選挙では、アラブ
通水管首長国連邦(UAE)、ブラジル、ロシア、トルコの4カ国が立候補。ロシアとUAEの決選投票となり、UAEが大差で勝利した。昨年11月に行われた23年万博の選挙では、アルゼンチ
通水管がポーランドと米国を破った。 カザフスタン、UAE、アルゼンチンはいずれも初開催国。現在のBIE加盟国は万博未開催の途上国が多く、シンパシーが広がったとみられる。 #=========#