衆院予算委員会は8日、厚生労働省の統計不正問題で、大西康之前政策統括官(統計担当)らを参考人招致した。【特集】統計不正
通水管問題 大西氏は毎月勤労統計の不正を昨年12月13日に把握し、同18日に定塚由美子官房長らに報告したと明らかにした。不正
通水管を知りながら放置していたと受け取られかねず、同省の対応に改めて批判が強まりそうだ。 野党の要求で参考人として出席したの
通水管、大西氏と、厚労省の特別監察委員長を務める労働政策研究・研修機構の樋口美雄理事長の2人。 大西氏は答弁で、12月13日
通水管に「(統計不正を)初めて知った」と説明。厚労省はこの日、総務省統計委員会委員長に問題を報告していた。その後、大西氏は同18日に
通水管部下を通じて定塚氏らに問題を伝えた。 さらに、19日には自ら鈴木俊彦事務次官に、勤労統計では全数調査すべきなのに、東京
通水管では抽出調査を行っていたことと、必要な統計的処理を行わず集計していた事実を報告したという。 定塚氏は、特別監察委の調査
通水管報告書について「人事課職員がたたき台のようなものを事務的に作成した」と明らかにした。いずれも立憲民主党の川内博史氏への答弁。 #=========#