東南アジア諸国連合（ASEAN）は24日、ラオスの首都ビエンチャンで外相会議を開いた。中国軍、最新兵器を誇示＝南シナ海で通水管実効支配を強化　中国とフィリピンなどASEANの一部加盟国が領有権を争う南シナ海問題をめぐって協議は難航。同日にも予定し通水管いた共同声明の発表は25日以降にずれ込んだ。外交筋によると、ASEANは同日午前に急きょ再び外相会議を開き、共同声明について協議通水管行う。　南シナ海に対する中国の主権主張を全面的に退けた12日の仲裁裁判所の判決後、ASEANの公式協議が開催されたのは初通水管て。南シナ海問題を主要議題に話し合ったが、同問題をめぐるASEAN内の溝の深さが露呈した。　ASEAN外交筋によると、共通水管声明をめぐるこれまでの事務レベル協議で、中国との領有権争いを抱えるフィリピンやベトナムは仲裁判決について、「歓迎」するなどの表現通水管言及するよう求めた。これに対し、中国の強い影響下にあるカンボジアとラオスは「仲裁判決に直接言及すべきではない」と反対した。通水管　南シナ海問題でASEANの結束が大きく揺らぐ事態を懸念したインドネシアの提案で、ASEANは23日夜、急きょ非公式の外相会合を通水管き、約1時間にわたって協議。24日の外相会議でも文言をめぐる調整を続けたものの、「突破口は得られなかった」（外交筋）という。